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女神の見えざる手

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明けましておめでとうございます。
2020年、アマゾンプライマー(ぇ?謎語
の私が観た一発目の映画は、。


女神の見えざる手   2016年

あらすじ

ワシントンD.C.で、スパーリング上院議員ジョン・リスゴー)による聴聞会が開かれていた。召喚されているのは、敏腕ロビイストとして名高いエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)。大手ロビー会社、コール=クラヴィッツ&W在職中に手がけた仕事で不正を行っていたとされ、その真偽が問われている。

聴聞会から遡ること、3ケ月と1週間前。
エリザベスは、コール=クラヴィッツ&Wの花形ロビイストだった。勝つためには手段を選ばず、一切の妥協を許さない仕事ぶりはクライアントから高く評価され、政府やメディアからも一目置かれる存在だった。
エリザベスは、銃擁護派団体からの仕事を依頼されていた。新たな銃規制法案に対し、女性の銃保持を認めるロビー活動で、廃案に持ち込んでくれというのだ。団体の代表者は議員たちにも強い影響力をもつ人物だが、エリザベスは彼の目の前でその仕事をきっぱりと断る。その結果、上司のデュポン(サム・ウォーターストン)から、「依頼を断るなら、君にいてもらう必要はない」と言い渡される。
その夜、パーティに出席したエリザベスは、銃規制法案の成立に尽力する小さなロビー会社のCEO、シュミット(マーク・ストロング)から、自分と一緒に闘わないかと誘いを受ける。
次の日、エリザベスは部下を引き連れ、シュミットの会社へ移籍。奇策ともいえる戦略によって、形勢を有利に変えていく。
だが、巨大な権力をもつ銃擁護派団体や元同僚も負けてはいない。エリザベスの過去のスキャンダルが暴かれ、スタッフに命の危険が迫るなど、事態は予測できない方向へ進んでいく……。
 
派手な映像は無いけど知的でシック
すました爽快な映画でした!(?

ごめんなさい。むふ。
一つづつ説明していくと

ハリウッド映画みたいに派手な映像はないです。
でも美しい主演のジェシカ・チャステイン
氷の女王みたいー!!氷の眼差しズバズバ口撃!!
その美しいジェシカにスタイリッシュで強い女性を思わせるファッション!気持ちいぃ!!笑

思わせると言うか事実、強い女性で天才なんです。
オプション毒持ちの。笑


でもラストの彼女はただの狂信で勝ちたいだけじゃなかった。勝つためにリズに酷い仕打ちはあったけど仲間の刑期を思って計画を黙っていたと、、
ふむ。

最近のハリウッド映画みたいに
(これから毒吐きます。
たいした話でも場面でもないのに、感傷的な音楽とスロー画で感動させようとしたり。
脚本ろくにつじつま合ってないのに派手な映像だけのドヤ顔のエンディング、こちとらハテナ。

みたいな最近のハリウッド映画とは正反対の映画でございます。

大人な映画になっています。きっと主人公スローンには今の彼女を作り上げた過去がある。
多分それはきっと辛い過去。銃関係かな…
ホテルで娼夫の前で崩れ落ちそうになるスローンに胸が本当に苦しくなった、、
でもそれは語られない。観るものの想像力をかきたたせます。
 
大どんでん返しのシーンではスローンの淡々としたセリフだけで胸にズドーンと身体にゾワっと衝撃が走りました。感動させられる音楽なんかなくったって!

ラストのスローンの面会の時の表情はとても爽やかそして、出所するシーン。
特に感傷的な音楽もなく、ドラマチックでもなく
ただその主人公の視線の先に誰から迎えに来ているのだろうと思わせる最後。うん、スマート。

久しぶりに良い映画に当たった。
本当にただただ脚本の良い映画をたくさん観たい。

女神の見えざる手(字幕版)

女神の見えざる手(字幕版)

  • 発売日: 2018/04/03
  • メディア: Prime Video